過熱してきたな・・・と思ったら

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もしがんばるにしても

２番になるだけでいいんだよ。

１番じゃなくてね。

それなら怖くないだろう？

—―　アルフレッド・アドラー　――

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昨日、楽しく字の練習をするアイデアを

お伝えしましたが、

中にはきっと、

それでは綺麗な字で書けるようにならないのでは・・・と

モヤモヤした人がいるのではないでしょうか。

親が『どうしてもこの子を

何でもきちんとできる子に育てたい。

クラスや学年で１番になって自信を持って欲しい』

という想いが強いなら、

楽しく筆でお絵描きなんてしていたら、

きっと、あたまが噴火してしまいそうですね。

その目標が

親子で共通しているのなら

子どもは、

『ママ（パパ）が応援してくれているから頑張ろう！』

と思えると思いますが、

親の想いだけが強いと

子どもは

『うちの親は勉強しないと怖いからとりあえず形だけでも・・・

と、息苦しい気持ちを言葉には表せなくても、

曇った表情がそれを物語っていると思いませんか？

１番、２番とかではなく、

その子が　できなかったことが今、

少しだけできるようになったところを

みつけてほめてくれて、

小さな自信を積み重ねてくれる人が

近くにいたら、

家にいる時間が楽しくて

心から安らげる時間となるのではないでしょうか。

安心できたら、自分が興味を持ったことに対して

どんどん学ぼうとして行けるのではないでしょうか。

子どもが何に興味を示すか、

親の希望するものではないかもしれないですが、

子どもは親とは別の人間です。

親の分身ではありません。

子どもをコントロールしようとしている人は

様々な学習法の形だけまねしてみても、

言葉がけに強制力が加わっていたら、

いつもと同じ結果（怒って、子どもがやる気をなくす）に

なってしまうのではないかと思っています。