私も久々に怒り(?)ました。
私は、『どうして怒らないでいられるの?』とよく聞かれます。
聞かれるだけならいいのですが、なぜかキモイと言われたり、キレられちゃうことも・・・。
わざと怒ってみるなんておかしいし・・・なんで人の目を気にして怒らなきゃいけないのかこっちが聞きたいよ。と思ったこともありました。
でも、今では怒りたくなるポイントが人によって違うだけじゃないの?って思っています。
そんなテーマで思うことを時々綴っていきます。
昨日は、私は用事があって娘の下校時刻に間に合う時間に帰れないことが分かっていたので、息子に一緒に習い事に連れて行って欲しいとお願いしておきました。二人を信用して。
しかし、私が連絡しないでいるのをいいことに、息子は昼寝していたんです。
自分の塾もさぼって。娘もダンスの最終リハーサルだというのにテレビ見てお兄ちゃんが起きるのを待っていたのだとか。
激しい怒りというより、がっかりのほうが大きくて。
☆そろそろ子どもも大きくなってきたので仕事始めようかな・・・。
☆子どもたちだけで、習い事行ったり留守番する練習してほしいな・・・
☆自分で次は何をしたらよいのか考えて動いてほしいな・・・
☆ちゃんと習い事も行って欲しいな・・・
☆色々な想いを、私がいない、電話もしてこない ということで全て無視。
☆自由を満喫しようというのが残念で残念で・・・。
☆もう信用なんてどこかに行ってしまいました。
ここまでだと、子どもに何も言っていないように受け取られると思いますが、☆をすべて子どもに話しました。きっとこの話(説明する)のが怒っていないようにみられるのでしょう。
でも、言われる方はかなり嫌なようです。『だめでしょ』だったら一瞬だけですが、説明なので、分かっているかどうか確認しながら話が続くので長く耐える必要がありますね。本当に自分のいけなかったことが分かると自分は最低な人間だとも思ってしまうようで、かなりこたえるのだと思います。
(そこは、自分を最低な人間とまでは思わないでほしいけれど、回数を重ねると人にもそう思われるよ。)と、とりあえず今回の悪かった点を反省してもらいます。
時々『ダメだっていってるでしょ!』と感情的に怒っているママさんを見かけますが、子どもさんが『なにがいけないの?』という顔をしていたり、『うわー始まっちゃった』って顔していたり・・・。どんなに怖い顔をして威嚇しても、何がいけなかったのか、お母さんがどんな想いでいたのかが分からなかったら、次もしらないうちに地雷を踏んでしまいますよね。
簡単な事です。
すぐに大きな声を出す前に、一旦深呼吸。
私は今何に腹を立てている?1つかな?2つかな?もっとかな?子どもに絶対教えるべきことは何かな?と一瞬でいいので考えてみたら、案外どうでもいいこともあったりしますよ。
自分の都合だけだったりとか、ただ生理前でイライラしてただけだったりして。
中学生になると特に男の子は親に話をしてくれなくなると聞きますが、
こんな感じで結構心にダメージが来る感じで叱っても、うちの息子は色々な話をしてくれます。
私にも中学時代あったな・・・こんな事あったな、似たようなことで悩むんだな・・・自分はこんな失敗しちゃったな・・・とか思い出すたびに話に混ぜ込んでみたり。
子どもに何か教えようという上から目線ではなく、時々、子どもと同じ目線に立ってみて自分も中学生の気分で話をしたら、きっと親は自分を理解してくれている(理解しようとしている)と伝わるのではないかと思っています。
参考になれば幸いです。
家人に過あらば宜しく暴怒すべからず、
宜しく軽棄すべからず。・・・
春風の凍れるを解くが如く、和気の氷を消すが如くす。 (参考図書:こども菜根譚より)
意味 暴怒=激しく怒る事 軽棄=知らんぷりする事
家族の中でトラブルが起きた時は激しく感情をぶつけない事。
間違いをしてしまったときは、さりげなく注意する事。
やんわりと指摘して、おだやかに解決しよう。
家族はあたりまえのようにそばにいるものと思いがちだけれど、本当は特別な人。
だからこそ丁寧なコミュニケーションをとろう。というような意味。
0コメント