志望校合格がゴールではない
只今、子どもの高校受験シーズン真っ最中。
中学校生活の集大成。
自分の夢に向かってみんな頑張って欲しい。
でも、何だかモヤモヤ。
みんな同じ方向にかってるような・・・。(今はほとんどが普通科なんですね・・・)
受験勉強の先に、
中学校とあまり変わらない生活(再び受験勉強)が待ってる?
世のなかには様々な仕事があります・・・よね?
スーツを着てオフィスでパソコンに向かっている人ばかりではないでしょう。
給料の金額でいい仕事が決まる訳ではないでしょう。
幼いころから 親に 『医者や弁護士になりなさい】と言われているから
とりあえず勉強を頑張るというのも何か違う。
早期教育がどんどん低年齢化して
幼児期や小学生、もっと前から
学校で習う事を前倒しして丸暗記。
そんな子が多いのかな・・・。
一人一人得意な事や好みが違います。
自分に似た子どもであっても別の人間なんです。
親の生きなおしのために生まれてきたんじゃないんです!
様々な習い事があって、
色々な不安になるような情報が飛び交っても
親はそれに振り回されず、
子どもと一緒に遊んだり、いっぱいお話を聴いてあげる事で
子どもの本当に好きな事、嫌いな事、得意な事、苦手な事
そのまま受け止めて、必要な時にさりげなく手を差し伸べてほしい。
みんな同じでなくてもいい、
同じでなくて当然。
子ども時代に受験勉強ばかりに時間を割かないで
様々な体験をさせてあげたり、静かに読書をしたり
思う存分好きな事に打ち込む時間や
自分を見つめる時間を与えて欲しい。
大量の宿題やペナルティーで
自由な時間を奪わないで欲しい。
まだ中学生だから
なかなか自分の進路は決められないかもしれないけれど
人気の職業を追いかけたり、
人の目を気にするのではなく、
難しくても自分で世のなかの事に関心を持って
自分はこれをしたい
自分にはこれができるのでは・・・と思えることを
みつけられるようになって欲しい。
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