そうだったんだね!
昨年末から、初めての挑戦が続き
ワクワク、ドキドキな日々を過ごしてきました。
お客様に喜んで頂けて
よし!もっとがんばろう!
と思ったり、全然売れなくてへこんだり。
中でもこれはショックで1週間ほど(もっとかな・・・)創作意欲がなくなってしまうほど。
それは、香水作り。
梅、桜、椿の香りを
想像ではなく、実際の花や桜餅などを嗅ぎながら、
何回も何回も混ぜて確認して、
自分ではそっくりな香りを調香できたと思っていました。
いよいよお店に並べてもらえるのかな・・・
と思った矢先に
『この香り嫌い』の言葉で、
消えてしまいました・・・。
ほんとにショックで・・・。
でも、万人に受ける香りを創る事は難しいですよね。
それは好みが人それぞれ違うから、
好きな香りは人それぞれの経験やそれまでの環境に左右されるから
色々浮かびますが、そもそもそれはなぜ?
なぜ人によって好みが違ってくるの?
昨日、娘の習い事の待ち時間にいつも図書館で本を読みながら待つのですが
本の中に答えをみつけました!
『食の文化フォーラム36 匂いの時代 伏木 亨 編』より
詳しく書くと、きっとまた
Amuletteさんの話はちょっと難しいんだよね・・・
そこまで知りたいと思ってないんだけど・・・
って言われそうなので、簡単に一言で言うと、
『香りに関わる遺伝子のせい』だったのです。
『香りに関わる遺伝子の組み合わせが人によって違うから』
沢山の香りの成分のうちの1つが、
私には心地よい香りに感じることができても、
その香りを感じられる遺伝子の組み合わせを持たない人には、
同じ香りを感じてもらう事ができない
ということだったのです。
香水は大量生産で同一のものを売るより、
お客様との対面で香りの好みを伺ったり、体調、気分を伺いながら
その方だけにお作りするのが理想的ですね。
科学的に駄目だった理由が分かったら、元気がでてきました。
やっぱり、誰かの主観だけで物事が途中で終わってしまうのは
納得いかなかったり、自分を否定されたような気持になって
落ち込んでしまいます。
でも、遺伝子のせいだったんだ と分かったら、
次からはどうしたらよいのか見えてきます。
必要以上に落ち込んだり自信喪失しなくて済みます。
女性は科学的な話、理屈が苦手な方が多いと感じますが、
『はっきりしてよね・・・』なんて愚痴りたくなる事があったら、
我慢したり、ぶつかり合ってしまう前に、
これってどうして?
いつもと違った視点(科学的な視点)から見直してみるのも
面白いかな・・・と思います。
例えば、男性と女性の脳の違いのせい とか、
遺伝子のせい とか
それならしょうがないな・・・と思える理由があったら、
自分で自分を必要以上に傷つけずに済むかもしれませんよ。
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